未病で止めたい薬剤師が増えている理由

 

昨日一昨日と、軽い頭痛がありましたが
いくつかの対処法で

薬を飲む前に改善しました。

最終段階では、薬を飲むこともしますが
薬に頼らない生活をしていると
薬の効果をとても体感できます。

「痛み止めって、すごい!!」

と、大げさでもなく、感動します 笑

逆に言えば、
月数回飲んでいた痛み止めを
年1回飲むか飲まないかまでになりました。

そんな、
薬に頼らないことを推奨する薬剤師が、増えています。

 

未病とは?

養命酒のCMで聞きなれた【未病】

最近、あまりCM見ないですね。
養命酒の会社が作ったのど飴は薬局で見かけましたが。。

未病とは、なんとなくの不調のことで
検査や健康診断では何も問題がなく、病気とは診断されない段階のこと。

中医学が統一されたときの黄帝内経に書かれています。
2000年以上前に制定された書物で
予防医学の原点ともいわれています。

未病にはどんなものがある?

✔最近、体がだるい
✔なんだか眠れない
✔疲れやすい
✔頭痛、肩こりがある
✔体が冷えている
✔食欲がない

病院に行くほどではないけど
何だか、しんどいなあ
 
市販薬やサプリ飲もうかな?
 
 
というレベルのものになります。
この段階で対処出来たらいいのですが
ほとんどの場合、放置することが多いので
それが進んでいき、病気となってしまうのです。

では、何故、薬剤師が未病で止めたいというのか?
薬剤師って、
薬を調剤して渡すだけが仕事ではないんです。。

最近、問題になっているポリファーマシー

やっと、問題視され始めたという気はしますが
ポリファーマシーとは、簡単にいえば

【たくさん薬を処方しすぎている】

という意味合いです。

年を取り、あちこち悪くなれば
色んな診療科を回り、色んな薬を出してもらいます。

そうすると、多い人は
1日に飲む薬が【どんぶり1杯分】くらいになることも。

それだけで、おなか一杯になりそうですよね。

同じ病院内の診療科なら、まだ確認しやすいですが
違う診療所を回る場合だと
同じ薬や成分のものを、重複して処方されてしまうこともあります。

大量に飲めないから、飲み残しや飲み忘れも発生し
でも、受診の度に薬をもらってくる。

古い薬がどんどんたまると
処方内容が変わったのに、
間違えて、前の薬を飲んでしまう可能性もあります。

たくさんの薬を飲みすぎて
何の薬で副作用が起こっているのかもわからなかったり
薬同士の飲み合わせもいいか悪いかわからなかったりします。
負担をかけすぎて、
肝臓や腎臓が疲れてしまうこともあるでしょう。

たくさんの薬を飲んでいるということで
高齢者や精神疾患の患者で言われがちですが
風邪で受診しても

解熱剤・咳止め・鼻水止め・痰切り・吐き気止め・下痢止め・整腸剤

と、数日とはいえ
一度にたくさんの薬を処方されませんか?
(全てでなくても、組み合わせて数種類)

ポリファーマシーには、明確な基準はない

目安は、5、6種類と言われていますが
その人の健康のために必要であれば
それ以上飲んでいても問題ではないとされています。

かなり、曖昧なのが日本の実情です。

それには、色んな要因が考えられますが
一番の要因は、
「薬さえ飲んでいれば大丈夫」という心理だと私は考えます。

体調の現状維持も薬の役割なので
維持はしても、良くはならないこともありますし
今までの生活習慣が原因だったのなら
その習慣を維持し続けていれば
症状は悪化するかもしれないので、そうすると薬はまた増える。

最近は
セルフメディケーションという言葉も出てきました。

これは、市販薬を使っての意味合いが強いですが
【軽度な身体の不調は自分で手当てする】というものです。

 

でも、本当は
病気や薬の知識もあった方がいいし
生活習慣の改善アドバイスも必要です。
(自分では、わからないから現状があるので)

市販薬でも、結局、薬に頼っていては同じこと。

だからこそ、服薬指導をするだけでなく
自然療法や栄養療法も勧める薬剤師が増えているんです。

薬を飲むだけでは、健康にならないことを
ずっと見てきている薬剤師だからこそなんです。

ドクターでも、そういう方は増えつつはありますが
そういう人が増えている意味を、考えてもらえたら嬉しいです。