Homeopathy(ホメオパシー)とは
ギリシャ語のhomoios (似たもの)、patheia(苦しみ)が語源
似たものが似たものを癒す という意味合いの
同種療法(または類似療法)と訳されることが多いです。
それに対し、現代医学はアロパシー(異種療法)と呼ばれています。
約200年前のドイツで、ハーネマン医師により確立され
現在では、国によっては医療保険が使えたり、
医師のみが薬のように処方出来るとされていることも。
ホメオパシーで使用するレメディは安価なため
貧富の差が激しい国では、西洋医学と二分するものとなっています。
(元々、ホメオパシーは世界五大療法の1つです)

現代医学との違い
現代医学では、診断名から薬剤を決定するのに対し
ホメオパシーでは、現れている症状を全体的にみてレメディを決定します。
例)生理痛
現代医学 → 鎮痛剤
ホメオパシー → どんな痛みか?
温めると楽?冷やすと楽?
前かがみになると楽?動くと楽?
月によって痛みが異なるなら、出来事を振り返ってみよう
⇒総合的に合うレメディ
こんなに考えるのは面倒だと後ずさりしてしまいがちですが
本来、このくらい考えた方がいいものを
簡略化して、万人に使えるようにしたものが薬。
生活習慣や食生活、ストレスの度合いも違うのに、皆同じ薬を飲む。
多少、薬が合う合わないがあるけれど
ほぼ同じ薬を飲めばいいので、選ぶ側は楽ちんです。
でも。。楽だけど、症状しか見ていないのでは?
ホメオパシーは、
同じ病名であっても、選択するレメディは人によって異なります。
生活習慣や食生活、ストレスの度合いが違えば
選ぶレメディが異なるから。
特に慢性症状であれば、その症状が現れた原因を
その人の誕生~現在までに起こった出来事から探り
約3~4000種類あるレメディの中から1~数種類決定するオーダーメイドです。
原因には、感情も含まれるのが、大きな違いです。

現代医学で使用される薬は、症状を抑えるのに対し
ホメオパシーで使用されるレメディは、症状を出し切ると考えられているので
一時的に症状が悪化したように見えることもあります。
(ホメオパシーに限らず、代替療法全般)
これを好転反応(またはめんげん)とよぶ人が多いです。
レメディは砂糖の粒なので、基本的に、体に直接作用するものではありません。
だから、一時的な悪化も副作用とは考えませんが
我慢すればいいというものでもありません。
(軽ければ様子見をし、症状によっては合うレメディを活用します)
ホメオパシーを専門的に扱う人をホメオパスと呼び
セルフケアでは対処できない慢性的な症状の改善をサポートします。
日本では民間療法にすぎませんが
海外では、漢方薬局のように、ホメオパシー薬局も存在します。
ホメオパシーの考え方としては、
あくまでも改善していくのは自身の自己治癒力であり、
その力を高めるために、今の自分の状態を教えてくれるのが、ホメオパシーです。
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ホメオパシー初心者講座では、
これらの解説をもう少し詳しく、セルフケアの方法までお話します。
何でもセルフケアで済むわけではないですし
時には薬を使う必要もあります。
その辺りの判断は、
自己流で使っている人は見誤ることも多いので
一度、基本を学ばれることをおすすめします。
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