寛解とは?
国立国語研究所によると
症状が落ち着いて、安定した状態
症状が一時的に軽くなったり、消えたりした状態。
このまま治る可能性もあるし、場合によっては再発することもある。
あくまでもキープするだけなので
ふとしたきっかけで、再度、症状が出ることもあります。
花粉症なら、花粉に過度に反応しなくなった状態ですね。
アレルギー症状自体が軽いか出ない状態。
治ったように思いがちだけれど
花粉の飛散量が増えたり
何らかの影響によって
また花粉症の症状が出たりするのが寛解になります。
他の病名で寛解と言われるものには
アトピー性皮膚炎・喘息・ネフローゼ症候群・白血病
などがあります。
治ったのではなく、症状が出ていない状態をキープ。
花粉症の完治・根治で検索する方もいらっしゃいますが
実際は、なかなか厳しいところ。
どうやってキープしていくかが問題ですよね。
人によって合う対策は違うし
エビデンスは?と聞かれれば、ないものが大半です。
それでも、ある程度の傾向はあるので
そういうのを活用するのも手だと思います。
注意したいのは、
花粉シーズンに始めても意味がないということ。
花粉が飛び始める前から始めることで
万全の体制を整えていくことが大切になるのです。
それでも症状が出る場合は、薬を飲めばいい。
少しずつ準備を始めることで
薬を飲む回数を減らすことが出来たらいいなと
薬剤師だからこそ、願うのです。