以前、FBで募集した『くすりに対する素朴な疑問』
今回は、【おくすり手帳】について
おくすり手帳って、ついつい忘れがちで。。。
子どもだと、滅多に薬飲まないから、いらないんじゃない?
って、思いませんか?
被るくすりのチェック
年齢が上がるにつれ通う診療科が増えがち。
小さい診療所やクリニックを回る人もいるので
薬が重複することがあります。
わかりやすいのは、おなじみの【解熱鎮痛剤】
内科で解熱剤として
整形外科で鎮痛剤として
婦人科でも、生理痛に鎮痛剤として処方されたり
全く同じ名前なら、本人も気づきやすいけど。。。
ジェネリック医薬品がネックに
飲み合わせのチェックが必要なことも
よく、お茶で薬を飲んではいけないって話はありますよね。
血をさらさらにする薬とグレープフルーツとか。
薬同士でもありますが
吸収を妨害する or 促進するので
時間差で飲んだ方がいいとか
他の影響しない薬に変える方がいいとか
妨害されたら、いくら飲んでも改善しませんからね。
副作用が起こる可能性も、避けたいところです。
災害時にも活躍します
3.11でも、薬剤師がボランティアで現地入りしていました。
避難したから、手元に薬がない
でも、早く飲まないと病状が悪化したり
命にかかわる危険性がある人もいます。
そういうときに、必要な薬の確認をするためには
やはり、おくすり手帳が必要になるんです。
災害時、病院では対応不可能ですからね。
他には、薬でアレルギー反応が起こったことも記録しておくとか。
去年、市販のロキソニンでアスピリン喘息が起こって
亡くなった方もいらっしゃいました。
初めてのアレルギー反応だったなら、回避は難しいですが
少しでもリスクを減らすために、記録しておくほうがいいですね。
そういう意味でも、
おくすり手帳は携帯していく方がいいかもしれません。
もちろん、1冊にまとめておきましょうね!
余ってる薬がたくさんあるけど、医師に言いにくいというときも
メモしておけば、それを見せて相談もしやすくなると思いますよ。