FBで、知りたいことを募集したところ
いくつかネタをいただきましたので
順に書いていきたいと思います^^
ジェネリックって、信用できないんですけど?
最初に販売された先発品とジェネリックとの
大きな違いは、治験を行っているかどうかです。
(1980年代は、ジェネリックも治験していた模様)
最初は健康な成人男性
次は、少人数の対象の病気の患者
その次は、多数の対象の病気の患者
その結果、
副作用が起こる確率よりも
病気が改善される確率の方が高い
デメリットよりメリットの方が大きい
そう判断された時に、厚生労働省が承認します。
ジェネリックはその段階を省いている
生物学的同等性試験をクリアすればOK
薬の溶けやすさや
薬の吸収速度に排泄速度
そういったものが、先発品とほぼ同じが検査します。
基本は、健康な男性に飲んでもらうのと
少人数で実施するからこそ
胃酸や代謝酵素等、人によって差がありそうな要素はそろえるようですが
効果があるのかを調べるわけではないので。。。
ほぼ同じなら、同じような効果が得られる
そう判断されています。
後発医薬品の生物学的同等性試験ガイドライン(厚生労働省HP)
ほぼ同じはイコールではないよね
ほぼ同じなら、同じような効果が得られそう。
そう思うのですが、
「効かない」という声も昔から聞きます。
全く同じ薬ではないからかもしれないし
ジェネリックは信用できないというマイナスのプラセボ効果かもしれない
添加物によるアレルギーもあるんじゃないかって
話をしてたこともありますね。
(どの薬でも言えることですが)
使い分けるなら、やはり費用対効果?
使い分ける以前に。。国はジェネリックを推奨してますよね。
保険証が届いたとき、あらかじめ
『ジェネリックを希望します』シールが貼られていました。
私が今、自分や子どもに薬を飲ませるなら
先発品を選ぶと思います。
将来的には、ジェネリックに変えるかもしれません。
薬は治療のほかに、現状維持するものと定義されていて
生活習慣病は、どちらかというと現状維持させるものだから
将来、生活習慣病で薬を飲み続けないといけないなら
ジェネリックを選ぶかもしれません。
金額もかなり違いますからね。。
でも、今は急性症状に使うくらいなので
しっかりデータもある先発品を使うでしょう。
前述の日本ジェネリック製薬協会の対談のところに書いてありましたが
一旦使い出すと
やめられないという患者さんも多くいらっしゃる
そうなんですが、
正確には、『やめる努力をする人が少ない』ではないでしょうか?
『止めたいんだけど、でもね。。。』が口癖になっていませんか?