私の中では当たり前のことですが
話をすると、「なるほどー!!」と
いまだに言われるお話です。
症状はからだの防衛反応である
全てこれで片づけていいのかは微妙ですが
(便秘とか)
よくある風邪や花粉症の症状は
少なくとも、からだが防衛しています。
腫れ ⇒ 血管壁を白血球が通りやすくするため
発赤 ⇒ 血流量を増やし、組織修復を早めるため
発熱 ⇒ 病原菌の増殖を抑えるため、免疫細胞を活性化させるため
くしゃみ、鼻水、咳、嘔吐、下痢
⇒ 病原体をからだの外に追い出すため
このように、正常なからだの反応なのです。
もちろん、わたしたちの感覚的には
つらい不快な症状だと思い込んでいるので
薬を飲んでしまいます。
からだの防衛機能を押さえてしまっているんですね。
だから、6月に入ってからも
インフルエンザで学級閉鎖が起こったりしていますが
きちんと熱を出せたりしていること自体は
ある意味、問題ないとは思います。
ただ、発症をゆるしてしまうくらい
呼吸器の防御反応が弱っていることに関しては
考えものだなと感じます。
今年は花粉症の症状がひどい人が多かったので
もしかすると、
免疫系のバランスが崩れているせいかもしれませんね。
からだの仕組みは複雑なので
こういう風に、切り取らずに全体を考える必要があります。
難しいですけどね。
せめて、良い悪いではなく
バランスをとることを意識してもらえたらと思います。